- はじめに
- ピョートル・チャイコフスキー: 序曲『1812年』より大砲
- ジョン・ケージ: 4分33秒より無音
- ルロイ・アンダーソン: タイプライターよりタイプライター
- グスタフ・マーラー: 交響曲第6番よりハンマー
- おわりに
はじめに
こんにちは、冬月 鐵男です。今回は、クラシック音楽の中で奇妙な楽器を使う曲について紹介していきます。
クラシック音楽で使う楽器と言ったら、ピアノやバイオリンを想像するでしょう。世の中には色々な作曲家がいて、奇妙な楽器を指定する事があます。
今回紹介するのは↓です。
- ピョートル・チャイコフスキー: 序曲『1812年』より大砲
- ジョン・ケージ: 4分33秒より無音
- ルロイ・アンダーソン: タイプライターよりタイプライター
- グスタフ・マーラー: 交響曲 第6番よりハンマー
以上です、ではどうぞ!
ピョートル・チャイコフスキー: 序曲『1812年』より大砲
大砲のシーンのみ
Youtubeより引用
フルバージョン(大砲なし)
Youtubeより引用
簡単ですが曲の解説をしますと、ナポレオン率いるフランスによるロシア侵攻(祖国戦争)にて、冬が訪れフランス軍が撤退したのを祝って作られた楽曲です。
チャイコフスキー本人としては、思い入れのない作品ですがわかりやすさから人気になりました。
戦争に勝利した祝砲なのでしょう、クライマックスのシーンで大砲を鳴らしており、それがまた奇妙で魅力的な楽曲となりました。
ジョン・ケージ: 4分33秒より無音
Youtubeより引用
これもまた奇妙な楽曲です。楽譜全部が全休符で構成されており、楽器を弾かなくていいんです!
ただただ無音、強いて言えば雑音が流れるだけでまるで現代美術のようです。
楽器経験のない初心者でも弾ける曲なので、屁理屈ですが「ちゃんとした楽曲だ!」と言い張って試してみればいかがですか?
ルロイ・アンダーソン: タイプライターよりタイプライター
Youtubeより引用
この楽曲はタイプライターとベルを指定した楽曲です。
オフィスの忙しさを表現していのですが、オーケストラがいるからでしょうか、むしろ優雅に仕事をしていかのように感じます。
グスタフ・マーラー: 交響曲第6番よりハンマー
Youtubeより引用
これもまた奇妙な楽器ですが、上記に比べればまともに思えてきます。
オーケストラが響くなか、振り下ろすハンマー――うるさいでしょうが、一度は生で聞いてみたいものです。
おわりに
さていかがでしたでしょうか? 紹介した楽曲は、ザ・王道といえる物ではありませんが、これもまたクラシック音楽の1ジャンルであり、入門への道になるはずです。
気が向いたらですが、クラシック音楽の紹介をしてきますので、気を長くして待って下さい!